梅雨は嫌いだ!こんな日はサントラを聴くに限る!という気持ちで仕事していた。ついついエモーショナルに走る。
小さい時に大好きだったドラマは、「やまとなでしこ」と「愛し君へ」で、特に「愛し君へ」はビデオテープが擦り切れるほど、何度も何度も見ていた。本当に美しくて特別なドラマだった。最近になって脚本が坂元裕二さんだったということを知った。
泉谷しげるさんが演じた不器用な父を、おぼろげに思い出すだけで泣いてしまう。海辺で、娘の名前の意味を打ち明けるシーン。小学生とかそのくらいに見たドラマのワンシーンが今も消えなくて、多分わたしを形成する何かの大事な部分を占めている。
そんなことを思ってから、Youtubeで森山直太朗の「愛し君へ」をずっと聞いている。
一曲聞くと、そこから好きそうな歌を流し続けてくれるYoutubeはすごくすごく有能だけど、どこから始めても結局ミスチルにたどり着き、そこから自動的に永遠ミスチル地獄に陥るこの現象に名前をつけたい。いやミスチルはだいすきだ言うまでもなく素晴らしいんだけど、どの入り口から入っても最終点はミスチルにたどり着く無限ループ。
最近なんてもう、「愛し君へ」の次の曲がもうミスチル。そこからはずっとミスチル。あと数曲は森山直太朗の美声を堪能させてほしい。ミスチル界の輪廻転生。
あと平井堅の「恋するフォーチュンクッキー」も絶対一回は流れる。なんで?
人が行き交う交差点で後輩とすれ違い、割としっかり名前を呼ぶもあっちは音楽を聞いていて気付いてもらえず、肩を叩こうとしたらリーチが足りず、色んな意味で見事に空振りして路上で恥ずかしい人だった。今日も元気です。