2018

f:id:aurorai:20190103203541j:image

1月

成人式。母の振袖を着た。わたしよりも母や祖母が喜んでいて、それが嬉しかった。久しぶりに地元の友達に会えて、同窓会がめちゃくちゃ楽しかった。

f:id:aurorai:20190103195212j:image

f:id:aurorai:20190103195232j:image

東京に戻った途端、怒涛のレポート&テスト&発表ラッシュ。成人式も終わったので、4?5年ぶり?にバッサリ髪を切った。『君の名は。』演習の発表が大変で半泣きだったお正月。ロロの「マジカル肉じゃがファミリーツアー」を横浜まで見に行った。某無印良品のバイトに受かるも今さら週3以上勤務に無理だわってなって辞退しちゃった。レポートもテストも期間中は大変だけど、わたしは根本的に勉強が好きで、新しいことを学ぶのが大好きなのに、普段は怠惰でおろそかにしてしまうところが多々あるから、こういう勉強に没頭する期間がすごく嬉しい。

f:id:aurorai:20190103195613j:image

 

2月

ハタチを迎える。当日は親友と京都旅行に出かけて、京都に住んでいる友達を訪ね、山口に住んでいる友達も参戦し、賑やかで幸せな誕生日だった!

f:id:aurorai:20190103195701j:image

2月のスケジュールを振り返ったら、レポートやテストの終了後ほぼ毎日遊んでた。春休み。居酒屋バイトをやめ、先輩に紹介してもらったインターンを始める。ライターや編集の仕事を中心に一から学ぶ日々。

f:id:aurorai:20190103195735j:image

社会と繋がって働く感覚も、パソコン使う仕事も、わくわく!

 

3月

これまでバイトが嫌で嫌で、月に1〜4回のペースでしか働かないくせに3ヶ月くらいしか続かない社会不適合者だったけど、仕事も雰囲気も楽しくて、人生初ガンガンに働いていた。高校時代の部活の同窓会があって、意地でも出たくてまた帰省した。通い愛。

↓夕日を背負う親友のギャル

f:id:aurorai:20190103195827j:image

最後の1週間半は、人生初のアメリカ旅行!LAとラスベガスのグランドキャニオンに行った。ベラージオの噴水ショーやらLAディズニーやら大満喫。

f:id:aurorai:20190103200614j:image

グランドキャニオンは、深夜2時集合の超ハードなツアーだったけれど、1日で10年分くらいの自然と絶景を堪能して、地球に生きていることを実感した。暴力的な眠気にどうにも勝てなくて意志とは裏腹に瞼が閉じていく中、砂漠で地平線から登る朝日を見たことをきっとずっと忘れないと思う。

f:id:aurorai:20190103195901j:image

 

4月

気付いたら3年生になってた。恐ろしい。この月も、空いてる時間はガンガン働いて、学校では演習のフィールドワークに奮闘し、その他の時間はガンガン遊んでた。なぜかNHKの歌番組のバックで踊ることになり、ゆず様と共演した。

祖父母の喜寿お祝い会で、また帰省した。自宅に板前さんが来て、目の前で寿司を振舞ってくれるという画期的サービス!美しいよー。

f:id:aurorai:20190103195927j:image

 

5月

GWにまた帰省して、人生初、親知らずを抜いた!痛すぎて、めちゃくちゃ腫れて、散々な休暇だったけど、東京で抜かなくてよかった〜と思った。痩せるかな?と思ったけど、痛くても意地でも食べるから全然痩せなかった。

早稲田松竹で「ブレードランナーFINAL CUT」と「ブレードランナー2049」の二本立てを見に行くも、グロ・ホラー耐性が皆無なため、一本目で挫折して一人帰宅。切ない。

f:id:aurorai:20190103200343j:image

この月はフィールドワーク三昧で、街でインタビューをしては何度も断られ、心折れるも、優しい人に救われる生活をしていた。今期もドラマが熱かった。

 

6月

上半期はずっと留学準備に追われて忙しかった。ゼミで「おっさんずラブ」についての発表をした。会いたい人にちゃんと会えた月だった。お兄ちゃんの大阪引っ越しにまたついていく。飯田橋ギンレイホールで「勝手にふるえてろ」を見た。超刺さった。

f:id:aurorai:20190103200737j:image

 

7月

「バーフバリ伝説誕生」と「王の凱旋」の二本立て爆音上映に一人で参戦した。春学期も終わりを迎え、またレポートやらテストやらに追われる日々。藤原竜也椎名桔平の「レインマン」を観劇した。いつもの藤原竜也だった。

先生に紹介してもらった、2日間のベビーシッターに挑戦!めっちゃくちゃ天使でいい子で可愛くてこっちがお金もらいたいくらい最高だった。

f:id:aurorai:20190103200554j:image

プライムデーで、2年くらい悩んでたKindle Paperwhiteを買ったら最高だった。

 

8月

カメラを止めるな!」めちゃくちゃ面白かった。ロロの「グッド・モーニング」を見て、すっごく好きで、なぜかボロボロ泣いてしまった。ゼミ合宿で何気に人生初日光へ。東京の家を引き払って、実家に帰る。もう東京にわたしの居場所はないのか、と思うと不思議な気持ち。

免許更新したり、BBQしたり、最後にディズニーシーに行ったり!何気に満喫していた。地元の友達にも最後に会えた。出国前に髪の毛切ったら、蛍原さんみたいになっちゃった。弟にも「ほとちゃんみたいだね」と言われた。

前の日から家族で空港の近くに前泊して、記念すべき8/20に日本を出発。最後のご飯は寿司!泣かない予定だったけど、というか実感がまったく沸いてなかったけど、最後に家族ひとりひとりに手紙を渡したらちょっと泣けてきて大変だった。飛行機の中で『レディバード』を見て、母と別れたばかりだからまた号泣してしまった。がんばれわたし!

f:id:aurorai:20190103200936j:image

そして留学生活がスタート。毎日が必死だった。SIMカードが手に入らなくて、よくわからん地図を片手に2時間くらい迷子になる日の連続。ボディソープもシャンプーもなくて洗顔料で全身洗った日、寮までおっっっもい荷物引いて半泣きで帰った日。

到着した次の日からスウェーデン語の授業が開始して、初めての英語の授業に困惑しつつも体当たりの日々。オリエンテーションがたくさんあって忙しかった。英語ぜんぜん喋れないけど、友達作りに邁進し、なぜか夜中までバレーボールの練習に参加したり、民族ダンスの会に参加してみたり、思い返すと結構愉快。

f:id:aurorai:20190103201010j:image

 

9月

授業も友達作りも生活も、すべてに体当たりの日々はまだまだ続いた!(というか今も続いている)IKEAに行って、やっと最低限度の生活を手に入れる。やはり心の余裕や平穏は、生活のクオリティが保たれてこそだと実感した。

初めてのクラブデビュー!愉快なグループにたまに誘ってもらえるようになり、友達と食らいついてった日々。完全なる異文化に、ホームシックになるどころか、めちゃくちゃ面白くなってしまい毎日笑いが止まらなかったなー。

そして突然のハンガリー旅行へ。物価が安くて街も綺麗で楽しかったけれど、ブダ側とペスト側の明確な生活水準の差や、戦争の歴史や、色んなことを考える旅だった。トカイワインがめっちゃくちゃ美味しかった。

f:id:aurorai:20190103201115j:image

さらに、オーストラリア3人アメリカ1人ニュージーランド1人という完全なるネイティブスピーカーのKrakow旅行に、友人となぜか参戦。英語わからなすぎるのに誘ってくれてありがとうすぎる。

f:id:aurorai:20190103201151j:image

アウシュヴィッツに行った。簡単に感想は書けない。きっと一生忘れないと思う。辛かったけど、行って、知って、この目で見られて、よかったと思った。

到着してから1ヶ月の間にチャリが1台壊れ1台盗まれ3代目、さらにその子が3日連続でパンクし、人種差別チャリ屋と対峙し、最終的には自分で解体してチャリ直した。根性で生きてた。

f:id:aurorai:20190103201037j:image

極寒の真夜中、強風と豪雨に打たれながら帰路、チャリがパンクして、前にはオーストラリア人の友達、止まることも降りることもできず、太ももが張り裂けるような肉体的辛さ、寒すぎて手も足も文字通り凍って、2kmの上り坂を激走した。後にも先にもこんなに辛いサイクリングも辛い時間もないだろう。思い返したらまた辛くなってきた。

ホームシックには結局一度もならなかったけど、チャリが3回目のパンクを迎えた瞬間は流石に涙出てきた。(2019年1月現在、4度目のパンクを迎えています)

 

10月

スウェーデンでの生活にもだんだん慣れてきて、友達もできて、楽しい生活!

Fikaに次ぐFika。最高の文化。いとこ家族に会いにロンドンへ。観光もできたし、めっちゃくちゃリッチなローストビーフを食べに連れてってもらった。日本の食やお酒を広める会をお手伝いして、英語使ってお仕事できて面白かったー!

f:id:aurorai:20190103201220j:image

人生初のハロウィンパーティに参加。まさかスウェーデンでデビューするとは!わたしは日本代表としてIt's me Mario. 世界各国のTOPオブ陽キャ達のハロウィン、本気すぎて世界の広さを知った。スペイン人の陽気な女の子たちが夜なべで手作りしてファラフェルの等身大マスコットを着てきて爆笑してしまった。

f:id:aurorai:20190103201436j:image

英語のAssignmentや、10も中盤になってから突然始めたボスキャリの準備に追われ、本当に文字通り怒涛の日々。寝ても起きてもES。超忙しかった。美しい秋だった。

f:id:aurorai:20190103201313j:image

 

11月

めっちゃくちゃ忙しい中、合間を縫って、Krakowと同じ面子でノルウェー旅行に無理矢理参戦。ベルゲンへ。霧が似合う街だった。

f:id:aurorai:20190103201505j:image

f:id:aurorai:20190103201520j:image

ボスキャリに飛んだ。宿が本当になくてAirbnbでやっと見つけたところを予約したら、危険地域のど真ん中で死ぬかと思った。いろんなことがあったな〜。初めて自分の人生を見つめて未来と向き合った時間だった。せっかくボストンまで飛んだのに観光できないの悔しかったから、かわいいシール買って携帯に貼った

f:id:aurorai:20190103203429j:image

終わっても息つく暇なく、プレゼンや課題に追われる日々。

文化人類学の授業で、幼稚園に自分でアポとって英語インタビュー。これがめっちゃくちゃ大変だった。さらに珍しく風邪を引いてしまい、熱も鼻水もどうしようもなくて、だけどどのスケジュールも抜くことはできなくて強靭な精神力と根性だけを持ってなんとか生きてた。

 

12月

気付いたら12月。留学生活ももう4ヶ月経過。早い!

f:id:aurorai:20190103202938j:image

日本でも全くやったことのない言語学を好奇心で取ったものの、範囲は基礎の全てで、英語論述4時間のテストがやってきて本当に死ぬかと思った。久しぶりに全力で勉強したら、手応えがあって、さらに初めての最高評価をもらえて嬉しかった。

10日にこのテスト、11日に文化人類学の激重レポートをなんとかやり遂げ、その日の夜になぜかパーティーで寿司を握って振る舞い、そのまま12日に5時起きでベルリンに飛んだ。12・13ベルリン、14ポツダム、15ドレスデン、16プラハという過酷スケジュールでクリスマス前旅行。鬼スケジュール。最後はプラハで空港泊。これがまた辛かった。寝てる間にみかん一個盗まれた。

f:id:aurorai:20190103203013j:image
f:id:aurorai:20190103203017j:image
f:id:aurorai:20190103203022j:image
f:id:aurorai:20190103203029j:image

そして家に帰らずに、コペンハーゲンの空港で止まって直で日本へ。全く帰る予定はなかったけど、なぜかボスキャリで通った最終面接に参戦。これがまた辛かったー。人生で一番、自分を見つめていた。でも東京に出てきてくれた母に会えて嬉しかったし、別れる時はまた泣いちゃった。クリスマスは、Skåneの田舎町でみんなでクッキングしたり映画見たりして過ごした。そのまま、フィンランド側のラップランドに住む友達のお宅にお邪魔して、年末年始を過ごした。

f:id:aurorai:20190103203206j:image
f:id:aurorai:20190103203201j:image

北欧で過ごすきっと最初で最後の冬、たくさんの出会いと別れを繰り返しながら、大好きなGlöggを飲んで、温かく生きています。「どこにいても楽しそう」と言われて嬉しかった。自分に自信が持てない、臆病で怠惰な自分を嫌というほど見つめた一年だったけれど、小さなことに幸せを感じられる自分、どんな時でも精一杯生きてきた自分を、ちょっと誇れる年でもあった。人生で一番必死な一年だった。スウェーデン、いい国です。