週2ラン2ヶ月継続でランニングシューズを買うぞ!という約束
↓のエントリに思い出を綴った、今年一の快挙と言っても過言ではない週2朝ラン生活。2ヶ月続いたらご褒美にランニングシューズを買うぞ〜〜!と息巻いていたのだが、いかんせん知識がないうえに果てしなく優柔不断なので、一から調べたり見に行ったり…を想像すると楽しみよりも面倒臭さが勝ってしまい、普段履きのNew Balanceをしばき倒すこと早5ヶ月強。
その後、夏の暑さに負けてランニングをやめてしまったので、2ヶ月のバーはゆうに超えていたものの、もう走るのやめたのに買うのは違うか…?とまたしても優柔不断を発揮して思考停止。時が経つにつれ、もう走り出せないよ…よく続いたもんだよ…といそいそと足を洗う気満々でいたのだが、ふと体重計に乗ったところ、走るのをやめてから+3kg太っているという衝撃の事実が発覚。走り始めても痩せなかったのに、やめたら太るのトラップすぎる、というか完全に損している。
ランを再開しても痩せるかはわからないのだが、つべこべ言わずに走ろうか(泣)と自分で自分を奮い立たせ、9月初週にまたゆるゆると走り始めました。秋の気候があまりに気持ち良すぎて、今ならなんでもできる気がする!と謎の万能感に包まれていたから、というのも大きかった気がする。
検討候補にあがった3ブランド
ということで、遅ればせながら前途を祝して初のランニングシューズ購入!ネットで下調べしたり神保町を彷徨ったりしながら、そもそもわたしはどういう靴が欲しいのか?というところから自分と対話を重ね、最終的には対話の意味がないくらいシンプルな3項目に落ち着いた。
- とにかくクッション性が命(膝が怖いので…)
- いくらでも歩けて疲れにくい
- 普段履きも可能
要は初心者向けの王道の一足であればなんでも!という感じだったので、なんとなくHOKAとonはよく名前を聞くので気になっていて、日本人にはasicsもよいという情報も聞きつけ3ブランドで検討。
HOKA

Twitter情報をもとにお買い物をする人間(だいたい大成功🎶)なので、いくらでも歩けるとバズっているのを何度も見かけたHOKAが第一候補に。個人的にはロゴばーん!があんまり好きじゃないのと、人間であれば肥満体型のフォルムで履くとミッキーみたいな足になるし、別に可愛くはないよな…?という失礼だが率直な感想×2が尾を引いていたが、店頭で試し履きした際の革命的な履き心地にノックオンされてめろめろに。
on

ぽってりのHOKAと対照的にやたらとシュッとしているon。なんかお洒落な人がよく履いているイメージがあるのだが、こちらも見た目があまり好みではないうえに、そもそも体型がぽってりしているわたくしが足だけシュッとしてもね…という違和感で敬遠。ウェアはめちゃくちゃ可愛いと思っており、いつか欲しい。
asics

個人的にasicsはかなり好きなブランドで、調べたところGELシリーズが王道でよさそう!と思ったものの、タウンユースのGELシリーズはまさに次くらいに欲しいスニーカーでもあり、わざわざランシューを同じの合わせにいかなくてもいいかなあ、タウンユースの方が可愛いし、両方買うと被っちゃうし…と断念。
HOKAのボンダイ vs クリフトンで延々悩んで迷宮入り
HOKAを買うぞ!というところまでは、わたしにしてはめずらしくスムーズに決まったのだが、どちらもHOKAのアイコン的存在である「ボンダイ」と「クリフトン」のどちらにするかを決めきれず、ここからが非常に長かった。暇さえあればリサーチを重ね、ネットやSNSやYouTubeに落ちているボンダイvsクリフトン比較、すべて見尽くした自信がある(そもそもあまり数がないのだが)
要は何が違うかというと、わたしの理解では以下の通り。
👟Bondi 9
- HOKAの一番のシグネチャーモデル
- クッション性がHOKAの中でも最高峰
- 踵までしっかりカバーされていて、その影響で見た目もぽってり
- クリフトンより5,000円くらい高い
- 旅行・遠出など普段履きにも最適
👟Clifton 10
- HOKAの人気ラインで、特にランニング初心者におすすめ
- クッション性はがっつりあるが、踵がシュッとしている
- ボンダイよりも軽量
- ロッカー構造で走るときの推進力が強い
クッションはどちらも文句なしなのだが、試着してみると意外にもボンダイの方が履き心地は固め、一方クリフトンはぷにぷにとした気持ちよさ。でもボンダイのソールはどんどん馴染んで3年くらい持ちますよ!とHOKAの店員さんが太鼓判を押されていた。
それぞれにそれぞれの良さがあり、「どうせ買うならボンダイかなあ」という自分と「でもクリフトンの履き心地好きだし、多少シュッとしてるしなあ」の二大勢力が飽きずに拮抗し続け、楽しいお買い物イベントのはずが終盤はもはや苦悩の日々。
結論、HOKA Bondi 9を買いました👟

平日閉店間際のHOKA丸の内店に駆け込み、足型計測に加えて贅沢なトレッドミル実践履き比べまでさせていただいたのだが、そこまでしても決めきれず、こりゃもうだめだ┐(´д`)┌ヤレヤレと、もはやお手上げ状態。ここまで来て買わないはなしだよ!と自分に喝を入れ、最終的には腹を括ってBondiを買いました〜〜!




- 最初の一足はシグネチャーモデルにしておくか(もはや匙を投げている)
- より膝に優しいハイエンドモデルの方が未来の自分を救いそう
- 旅行や通勤の時にもガンガン履き倒したい
- 2-3kmくらいの短距離やスロージョグならボンダイで十分 by HOKAの店員さん
- 今後走る気力が続かない可能性を最大限に考慮(これが一番デカい)
端的に言うと、より走ることに特化するならクリフトン、普段履きも結構するならボンダイ、という二択で、「そもそもいつまで走り続けられるのか?」という素朴な疑問にぶち当たり、自分を信じきれずに保険をかけて冷静に後者を選んだのです。
でも悩みに悩んだだけあって、今になってみても大大大満足のお買い物となった〜〜!早速至るところで履き倒し、家族や友達に良さを熱弁し(なんなら無理矢理履かせて)熱心に布教し、早くも我が相棒となっている。秋の万能感に身を任せて、この前は初めての皇居ランで5km、旅先で1日30,000歩超を踏破したが、膝も足も痛みなく快適そのもの!

リサーチ&長考期にあまりに着画がネットに落ちてなくて困ったので、この場を借りてインターネットの海に放流させておきます。買う前も今も「ミッキーの足みたいだな…」と思っているのだが、友達には「(中心部がくびれてるから)逆に足が小さく見えるよ!」と励まし(?)の言葉をいただいた。
番外編:母を訪ねて三千里 in Bondi beach
また別で旅行記を書きたいと思いつつ、10月の一大イベント・夏休みオーストラリア旅行を敢行してきました〜〜!製作者がこの靴を作る時のインスピレーションとなり、そのまま名前にも使われたシドニー・ボンダイビーチ。オーストラリアでも大活躍してくれた我が子の立派な姿を、しっかりと母なる海に見せてきました。母は泣いていたよ。


総括
すでに我が日常になくてはならない存在となったボンダイ。日々あまりに足を甘やかしすぎて、この靴に慣れてしまったら今後履ける靴がどんどんなくなるのでは…と若干不安ではあるが、今後も楽しく歩いて走ってお出かけしたい。目指せ-3kg!