2023年に買ってよかったもの

もう1月も半ばというのに、まだまだ2023年を振り返っている。年末に色んな方の記事を読むのが大好きで、やってみたいなと昔からずっと思っていた(が、面倒すぎて毎年見送っていた)ベストバイ企画。2023年の生活を飾ってくれたお気に入りの品々を記録しておく。

おうちグッズ

BAUMのルームスプレー 2 フォレストエンブレイス

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割と激務だった時期に、「森に行きたい…自然に触れたい…森林浴がしたい…」という我が心の叫びことSOSを察知して購入。初BAUM、購入体験までしっかり設計されていて、コンセプトもふくめこの時代のブランドだな〜〜という感じでかなり気に入った(あと森が好きなので…)3種類の香りの中でも「一番夜の森っぽい匂い」を吟味して購入。森の中で大きく深呼吸をしたような幸福感が感じられて、気分転換に最適。これまでルームスプレーを使う習慣がなかったのだけれど、在宅ワーク(と、それに付随する心理的負荷)のリフレッシュの正解に辿り着いたかもしれない。

香彩堂のお香 白檀、ベルガモット

f:id:aurorai:20240115233807j:image同期に会いに大阪・京都に遊びに行った時、「お香を買いたい!」とリクエストしたら紹介してくれたお店のお香。いろんな種類があったけれども、香りも同期のおすすめに倣って白檀とベルガモットをセレクト。お香独特の癖があまりなくて、とても使いやすい。気品のある落ち着いた香り。

きき湯 FINE HEAT リセットナイト

Twitterのおかげで出会えた入浴剤、ありがとうTwitter。例に漏れずコロナ禍で入浴剤に目覚めて色々試した中で、以下の条件が好みであるということに気付いた。

  • 高濃度炭酸タイプ
  • リラックスできる香り
  • お湯の質が変わらない
  • コスパがよい
  • 体が芯から温まる(寝る直前まで足先ポカポカかつ爆睡できる)

これらを満たしつつ、一番使い勝手がよかったのがこの商品。次点でクナイプのバスソルトGute Nacht(値段が高めなのが△)、バブのメディキュア温もりナイトラベンダー(結構ラベンダーの香りが強い)

ideacoのゴミ箱

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かれこれ4〜5年くらい欲しいなと思い続け、そのたびに「ゴミ箱にこの値段か…」となんとなく躊躇い続けていたideacoのゴミ箱。マットな質感、ゴミ袋が見えない構造、軽すぎず倒れにくいつくり、素敵な佇まい、かなりゴミ箱の真価を発揮している。ずっと適当な安いものを使っていて、ゴミ袋を見えなくするのに苦労したり蹴り飛ばしたり、なんとなく取るに足りないストレスをずっと感じていたのだけれど、ゴミ箱を変えてその些細な違和感の蓄積から解放されただけで、かなり精神の安定につながっている。使うたびにちょっとずつストレスが蓄積されるのではなくて、使うたびにちょっと嬉しくなるようなものが身の回りに溢れたら素敵だね、という価値観の芽生えがわたしをまた少し大人にした…

キッチン周り

無印良品キッチンタイマー

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本当〜〜に買ってよかった。ダイヤル式×マグネットが最強。もし壊れてもまたこれを買うと思う。

ぶんぶんチョッパー強化版

これもずっと気になっていたけれどなんとなく躊躇っていたアイテム。これも本当〜〜に買ってよかった。解消する日々のストレスと価格がいい意味で釣り合っていない。「みじん切りは面倒だけど、そんな時間かかるわけでもないしな…」となんとなく二の足を踏んでいた過去の自分にその場で買わせたい(ゴミ箱の件然り、この「勢い良く二の足を踏む精神」で年単位で買い時を逃しがち)

デスク周り

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BenQのモニターライト初代

12月の日記にも書いた、初めて出会った概念ことモニターライト。モニターが常設されている環境でデスクライトを探している方にはぜひ選択肢の一つとして検討してほしい。個人的にはかなり革命的な概念(しつこい)だったので。

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エルゴトロンのモニターアーム

これも11月の日記に書いてた。わたしを致命的な首こり&緊張性頭痛から救ったという一点でベストバイに挙げざるを得ないが(あと掃除もしやすい)、最初に設置した時からあまり位置や高さを変える機会がなく、実際のところ「高さ調整のできないモニターの高さを上げるもの」以外の何物でもなくなっている。アームのスペースがかなり必要で、デスクの奥に相当のデッドスペースが生まれてしまうのも割と気になっている。

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旅行・お出かけ用グッズ

RITEWAYのクロスバイク Shepherd シャンパンゴールド

2023年最大のお買い物!かなり吟味して選んだだけでなく、素敵な自転車屋さんと出会ってとてもよくしていただいたうえ、欲しい色味×サイズが国内でラスト一台だけこのお店の倉庫に残っていたという運命的な出会いを果たした過程が、この自転車をより輝かせている。移動範囲が広がると、視野も思考も広がるということを実感する日々。

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karrimorのリュック「SL35」

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マレーシアにバックパック一個で旅行することになり、メルカリで購入してみた。LCCに機内持ち込み前提だったので、とにかく軽いものを選んだ。35Lほどの大きなリュックは初めて買ったけど、腰でストラップをつけるとこんなに軽いんだ…と感動した。今後も旅行やら登山やらに大活躍させたい。

FREDRIK PACKERSのショルダーバッグ

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これも海外旅行用のボディバッグとして購入。ずっとグレゴリーの斜めがけのボディバッグを使っていたのだけれど、着脱が若干手間なのと、丈夫すぎてお腹や背中に当たる部分が固くて痛すぎる…という問題にかれこれ6年も悩まされており、ようやく買い替えた(グレゴリーが丈夫すぎるゆえに別れを告げる隙がなかったのである)紐できゅっと口を絞るタイプのショルダーバッグで、両側に500mlのペットボトルを1本ずつ挿せるのが最高。めちゃくちゃ水を飲むので、若干視線を感じつつペットボトルを2本挿ししたり、片方に折り畳み傘を挿したり、このサイズだとバッグの容量を取らないポケットが重宝する。

KIZAWAの軽量折りたたみ傘

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せっかく折りたたみ傘を持っているのに、携帯しないせいで肝心な時に傘がない問題を解消するために購入。こちらもとにかく軽いものをセレクト。モンベルの軽量傘にしようと思って店舗に行ったものの、仕舞う時に骨をポキポキ折らないといけないのが面倒臭すぎる…という盲点に気付いてやめた。こちらは仕舞うのも簡単なので、よい選択だったと思う。

KiU x adam et ropeのポンチョ

旅行が雨予報だったことをきっかけに、雨の日もウキウキウーマンでいるために購入。両手が空くって最高。トレンチコートっぽいカラーが可愛い。唯一のデメリットは、付属の収納袋がキツキツで仕舞うのに若干苦労するところ…

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nalgeneの1リットルボトル

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美容のためとかではなく、体質的に常にめちゃくちゃ水を欲している人間のため、日常のあらゆる局面で水枯渇問題に直面しがち。それが顕著に現れるのが出社時で、入社してから長きにわたり以下の変遷を辿り格闘してきた。

  • 周囲の目を気にして500mlペットボトルを買い、飲み干したら泣く泣く2本目、3本目を自販機で買っていた浪費期
  • 2Lの水を持参したら、チーム会で部長に開口一番「光ちゃん!気持ちはありがたいけど、みんなの分の水を用意するなんてそんな気を遣わなくて大丈夫だよ!!」と制止された一同困惑期
  • 1Lの水を朝コンビニで買い、それを1日で過不足なく飲むよう調整していたストイック期
  • フロアの給湯室の、通常の蛇口の隣に「おいしいお水」と書かれた謎の蛇口を見つけたコロンブス

この激動の時代を経て、nalgenの1リットルの空のボトルを持参して謎の蛇口から浄水を注ぐ、というルーティンにようやく落ち着いた。軽くてかわいくて1リットル入る、満点です。ようやく快適水分ライフが訪れたよ…

服飾編

ロンシャン「ル プリアージュ クラブ」

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OLのランドセルことロンシャンのルプリアージュ。人とは違う個性・オリジナリティを持ちたいという欲求に万人が苦しめられるこの時代に逆行して、勇み足でランドセルを購入。昔から母親が3つくらい使っていて、とにかく軽い、使い勝手が良い、ということが英才教育レベルで刻まれているので…。グレー×イエローのカラーリングが気に入っている。いつも会社にはTHE NORTH FACEのリュックで行っているけれど、クライアント訪問などちゃんとした時や一泊旅行などに大活躍。

TOGAの指輪

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表参道で約束した相手が現れず、このまま帰れねえよ精神でHEYをうろついていたらポップアップに出会い、ひとめぼれして購入。プラマイプラス。上司に「何その指輪?!めちゃくちゃ強そう!絶対キーボード打つ時邪魔じゃん!」と絡まれたけど、わたしは手元に目を落としては光に透ける様をうっとりして眺めているので、プラマイプラス。

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ユニクロ「パウダーソフトジャケットダウン」

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これも11月の日記に書いたが、やはり名品だと思う。しかし、ただでさえわたしがデカいのにダウンもデカめフォルムなので、気を抜くと写真を撮られた時の頭と肩のバランスが大谷翔平レベルになっていることがある。軽くて暖かいダウン、という謳い文句に一言も違わぬクオリティ。

コスメ編

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※初めてコスメをウキウキで物撮りしてみたものの、うまくピントが合わなくて見づらく、しかも使用感に満ち満ちていてすみません…

Dior「フォーエヴァーフルイドグロウ」

先代のファンデーションを使い切り、次なるファンデ探しの旅に出かけた。個人的に、というか一般的に、メイクのクオリティを審美的にも仕上がり的にも最も左右するのはファンデだと思うし、毎日かつ長期的に使うものなのでマジで失敗できない。本腰を入れてYouTubeを見まくり、薄膜っぽいツヤ肌かつ、スキンケア成分がたっぷりで肌負担が少ない、でも崩れにくい向かう所敵なしのリキッドファンデを探して、コスメデコルテのゼンウェア、RMKの新作、NARSのツヤ系、アディクションSUQQUの諭吉ファンデ…などを総合的に勘案した結果、選べれたのはdiorでした…(実は先代もdiorでした…)やっぱりこれだわ〜〜と愛を再確認した2023年。でもこれを使い切ったら、次はクレドポーのクッションファンデとか資生堂の例のやつとか試してみたい。

LUNASOL「アイカラーレーション」15 Flawless Clarity

人生で初めてデパコスのアイシャドウを購入。プチプラで十分と思っていたけれど、まぶたに乗せた瞬間から、圧倒的にラメの次元が違う。デパコスアイシャドウの強者レベルを実感して、こりゃ話題にもなるわ…と感服した。宝石きらきら〜〜というよりも、大小様々な星がきらめく満天の星空みたいなきらめき。

ローラメルシエ「ブラッシュカラーインフュージョン」06 CHAI

初めて購入したNARSのチーク、なんと使い切るまでに7年もかかった。そんなことあるの?最後は使い切りというよりは(いまさら)質の劣化を心配して処分。次も長く使うことになるなら!ということで、チークもデパコスで探してみた。初めてのローラメルシエ、BAさんがとっても優しくて大好きになっちゃった。肌馴染みのよいピンクベージュで、正直チークの良し悪しはよくわからないのだが(なんせ2代目なので…)毎日使っていて何も不満もない、ありがたい一品。

ETVOS「ミネラルクラッシィシャドー」モーニングクルーズ

コスメオタクの同期が「わたしに似合うメイク」をトータルプロデュースしてくれるという非常にありがたいイベントが発生し、その時におすすめしてもらったので即購入。使いこなす難易度はさておき、淡いピンクと水色のきらきらが見ているだけで超かわいい。ラメがザクザクで、粗めの質感。見た目より使いやすいし、透明感〜〜という儚げな目元に演出できる気がする。

KATE「リップモンスター」02 Pink banana、03 陽炎、05 ダークフィグ

左から05、03、02

みなさまが軒並み2022年のベストバイに選出していた泣く子も黙るリップモンスター、圧倒的スロースタートで2023年に初めて購入し、しかも気に入りすぎて3本も買っちゃって、リップモンスター以外持っていない癖強モンスターと化した。Pink bananaは可愛いピンクでわたしが塗ると若干青みがある、陽炎は一番肌馴染みのよいコーラルっぽいベージュで化粧が薄い時にも重宝する、ダークフィグは前者2つに見慣れると「濃!」となるけれども深みのある上品なカラー。みんな違ってみんないい。でもそろそろ違うリップも使いたい。

番外編:パーソナルカラー診断

わたしの精鋭ベストカラーたち

今年、一番お金を払ってよかった…としみじみした素晴らしい体験。そんなに短くもない人生で、なんとな〜〜く気付いてきた自分の特徴や、似合う・似合わないの傾向を言語化してくれて、目から鱗がこぼれ続けて大変だった。結果は顔タイプがフレッシュ、1st ライトスプリング、2nd ライトサマーで、とにかく淡〜〜い色を選ぶのが吉!この指針はいま何かしらアクセサリーや服を選ぶときもかなり羅針盤になってくれている。一番の学びは、1st ライトスプリング、2nd ライトサマーのわたしにとっては、イエベかブルベかというのはあまり重要ではなく、それよりも彩度が大事ということ。たとえば、イエベ春に分類される色味でも原色に近い強い色は似合わなくて、それならブルベ夏の彩度の高い淡〜〜い色の方が全然合う。春夏秋冬の四象限ではなく、16タイプで見るべき、というのは新しい発見だった。めちゃくちゃ学びと収穫が大きすぎて、出費ではなく投資だったと切に思う。誘ってくれた友だちにストロングハグ…

総括

2023年に買ってよかったもの、と題しつつも、実際は生活必需品以外で買ったものの過半数が入っており、単なる買ったもの紹介みたいになってしまっている。よく言えば失敗していないし、悪く言えば冒険していない。記事内にも書いた通り、何かを買おうにも「勢い良く二の足を踏む精神」に邪魔されて、購買に至らず買い時を逃す病にかかっているのだが、改めて振り返ると「もっと早く買えばよかった〜〜」というものがたくさんあることに気付けた。生活を0→プラスにするものは二の足を踏むのもよいけれど、マイナス→0にするアイテムはQOLと精神の安定に直結するので、勇気を出して躊躇わずに買っていくぞ!

おまけ:2024年に買いたいもの

買うか買わないかはまだ決めていなけれど、なんとなく買いたいな〜〜と思っているものを記録しておく。

  • ドラム式洗濯機(勤続8年目の洗濯機の調子が怪しい)
  • ユニクロ以外の服(2023年は密かに「ユニクロで服を買わない」という目標を立てていたのにもかかわらず、下着込で平均60%、調子の良い日には100%ユニクロの日とかあってむしろ増えている)
  • 登山靴(スニーカーで山に登ったらしっかり捻ったので足首を固定したい)
  • レインブーツ(カッパと合わせて雨の日も超・ウキウキウーマンになりたい)
  • 日傘(毎年、今年こそ買うぞ!と思ったまま夏が終わっている)
  • 壁に絵を飾る(わたしの生活に足りないもの)